座敷童子のもうひとりごと(仮)

座敷童子に憧れています。

お父ちゃん👔

今週のお題「お父さん」

 

そういえばこないだは父の日だった。

私たちきょうだいでお父ちゃんが気になってたドローンをあげた。

実家にいる弟が開封の儀(ただ箱を開けて父が「ありがとう」って言うだけの動画)を撮ってくれた。

 

 

次女は「結婚するならお父さんみたいな人!」って言ってたことを思い出した。

私はその時小学生だったから、自分の好きな人と父を照らし合わせた時、どこが共通しているか考えていた。

考えた結果は、「男性」という点しかなかった。

 

 

あの時の次女の言葉をたまに思い出してしまう。

私のお父ちゃんは地元の田舎のお医者さまで、私の通った小学校に、検診の時、学校側から呼ばれることもあった。

 

言ってしまうとうちは小児科で、

高校の時、保健体育の授業で「ただの豆知識だけど、医者の中では小児科が一番儲からない」と言われた。

その時、クラスのみんなは私のことを一斉に見た。別にムッとしたり、イラっと来たわけじゃないけど、

「君たちが小さい頃は誰にお世話になったんだっけ?」

と聞いたらみんな黙ったのがめちゃくちゃ面白かった(クソ田舎なのでほぼ全員うちに来診していた)

 

大学の保育実習の時も

「○○先生(父の名前)分かる?」

「知ってるよ!昨日予防接種受けたよ!」

「あの人ね、hime先生のお父さん」

って言ったら子ども達は全く理解してない顔だった。面白すぎた。

 

スーパーに行くと「○○先生、こんにちは!」と声をかけられる。

「あぁ、どうもこんにちは」と挨拶するお父ちゃんが見れる。私の知らないお父ちゃん。

 

 

長女も次女も結婚して、結婚相手の旦那さまに「○○くん」と呼んで一緒にボードゲームしたりご飯食べたり会話したりする。

相手に緊張感を与えないようにしてるのが分かる。

ちなみにななしさんもお父ちゃんに会ってて「ななしくん」って呼んでくれたのがなんだか嬉しかった。

父の口から私の好きな人の名前が出ることが嬉しかった。

ちなみにちなみに「マンスーンちゃん」も言ってます(雑誌にマンスーンちゃんが記事書いてたからそれを読んだらしい)

 

 

今年の3月、父方のおじいさまが亡くなった。

おじいちゃんに最期の挨拶をする時、父は眠っていたおじいちゃんの手を力強くギュッと握った。

あの時のお父ちゃんは、おじいちゃんの子どもだった。

 

 

お父ちゃんはお医者さまで賢くて、お母ちゃんは全国模試に名前が載るくらい賢くて、そんな2人から生まれたのにどうして私は馬鹿なんだろうって人生で何回も何回も思った。

でもお父ちゃんとお母ちゃんの夫婦は私にとって本当に理想的で、中学生まで離婚はドラマや漫画の中だけだと思ってた。それくらい仲良し。

 

だから、

「どうして自分は馬鹿なんだ」

とは思っても

「この2人から生まれてこなければよかった」

とは一度思ったことがない。

 

お父ちゃんもお母ちゃんも怒ったり叱ったりする時は、なにかしら理由があって怒るって分かってたから、考えが大人になってからはちゃんと反省も出来た。

 

 

趣味はドライブで、山とか川とか海とか連れて行ってくれて、木苺も野苺も棗もびわも食べ方を教えてくれて、

学生時代は将棋部のくせに、兄とのキャッチボールもしてて、

寒がりで年柄年中いっつも長袖で、

母との買い物中に美味しそうなアイスをこっそりカゴに入れたりして、

ゲームが大好きで『父の応援(父のドラクエを見学する)』という名目で少しの夜更かしは許してくれて、

私が吹奏楽部だからと、音符の形のキーホルダーをプレゼントしてくれて、

父が好きそうなボードゲームを教えたらすぐに調べてくれて、

私に肩揉みをお願いしてくれたりして、

ご飯を食べたあと「食べすぎた!でもかあちゃんのご飯が美味しいから仕方ない」なんて言ったりして

「himeも都会に行くってなると、あと会えるのは100日くらいかもな。…がんばれよ」なんて応援してくれたりして、

孫の姪っ子ちゃんの面倒もしっかり見てて…

 

 

結婚するなら医者が良いとかそんなんじゃなくて、私もお父さんみたいな人がいいな。

 

 

画像は小さい頃のhimeです💞

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座敷童子ちゃんみたいで可愛いだろ☺️

 

 

 

明日はデートだよ💞

楽しみませう!

 

明日はなにを書こうかな🐋