座敷童子のもうひとりごと(仮)

座敷童子に憧れています。

夢のお話2 🐋

昨日の( 夢のお話1 🐋 - 座敷童子のもうひとりごと(仮) )続き。

 

 

 

 

私の両親は私の夢に反対のようです。

 

その前に。

私は兄弟が多く、私以外は賢い高校に通ってました。私だけ偏差値の低い高校に入学しました。兄弟の中で中学時代は一番勉強していたそう。でも賢くなれなかった。勉強したことの記憶があまりないけど。

 

父は職業柄 知識が豊富なエリートで、母はそんな父を超えるほどの賢さで全国模試に名前が載るレベルだったそう。

だから、才能よりは努力の過程を信じるんです。

賢い両親から生まれた兄弟のなかですごく頭が悪かった。劣等感を感じました。

 

 

父は言いました。

「お前は自分が声優になれると思ってるのか。こんな一握りしか成功しない職業になれると思ってるのか」

 

「思ってる」

 

バカを言うなって言われました。私は自分を信じてるんです。なりたい気持ちも大きいけど自分には才能があるって思うんです。人を幸せにしたいんです。私が生きてることで生きようって思う人が増えて欲しいんです。私を知ってる人が私を自慢にして欲しいんです。

 

 

ダメなら結果を見せようと思いました。その時は声優さんより、喋りたい!という気持ちが強かったため、ラジオパーソナリティのオーディションを受けました。受かったんです。

それを報告しました。

 

何をしたと思います?

 

目の前でその会社の評判を検索し始めたんですよ。

 

 

両親は言いました。

「そんな知らない会社にお前を入れるわけにはいかない」

 

なら、大手ならいいんだなと思って某有名芸能プロダクションのオーディションを受けました。日本のほとんどの人が知ってるような会社。

なんとこれも受かったんです。全国各地から声優志望が集まって、最終選考の先に行ったんですよ。

 

「大学はどうするつもりだ」と聞かれました。私は大学2年生の秋、(自称)うつ病になりました。悩み事が一気に10個くらい押し寄せて来て解決してくれるのは時間しかなくて、死ぬなら臓器移植したいなー、でも自殺の臓器はもらってくれないかなーとか考えてました。

こんな自分でもうつ病とかなるんだって思いました。

 

ようやくうつ病が治りかけた時にこんな嬉しいことが起きたんです。両親に言ったらそれですよ。褒めてもくれなかった。勝手なことするなって叱られた。それが一番悲しかった。

私は「あなたたちの娘は有名人になれる才能があるのよ!」って喜んでました。そしたら叱られちゃった。

 

せっかく合格いただいたのに、向こうの方には「すみません、両親がダメって言ったので卒業後にもう一度チャレンジさせていただきます」とお断りの連絡を入れました。

向かうの方は「22歳で声優を目指すのは厳しいですよ。でも待ってます」って言ってくださいました。

 

2年経った今でも最終選考のセリフ言えるよ。

もう一度チャレンジしたい。

 

 

こんなことをされても言われてもやっぱり両親が本当に大好きです。頭のいい兄弟もみんな大好き。

 

私はみにくいあひるの子になりたいです。

兄弟の中で一番見すぼらしくておバカな子は白鳥になりたい。でも腹違いは絶対イヤ。あひるの親から生まれた白鳥になりたい。

 

 

長くなってしまったので続きはまた明日。

 

夢に向かって楽しみませう。

 

明日はなにを書こうかな🐋